ペレットストーブを掃除する
今年の春、暖かくなってすぐにペレットストーブの掃除をするはずだったが、すっかり怠けてしまって、そのままに放ったらかしにしてしまっていた。つい億劫になって、歳のせいだろうか。週末の畑仕事は言い訳にはならないだろう。これでは本格的に寒くなってもストーブがすぐに使えない。もう大雪を過ぎてしまった。
ペレットストーブは、端材や間伐材などから加工される粒状の木質ペレットを燃料とするストーブで、外観は薪ストーブによく似ている。
しかし、熱エネルギーは薪ストーブよりはるかに小さい。しかし、寒冷地ではない我が家では、家中を暖めるのに十分だ。冬の初めはエアコンが便利だが、冬も本番になると、ペレットストーブの出番だ。薪ストーブに比べて熱量が小さいことと、ペレット燃料の性質から、排出される煤や灰の量は多くない。そのため、煙突は細くて、本格的な掃除が必要ない。煙突の掃除が必要ないことも、薪ストーブとの大きな違いの一つだ。
それでも、ストーブ内はこまめに掃除する必要がある。木を燃やしていることに変わりはないので、煤と灰で一杯になる。とくにシーズンの終わりには、徹底的に掃除する。今年はずいぶんと遅くなってしまったが。中をよく掃除する理由は、ストーブ内に煤や灰が溜まると、燃焼が悪くなるからだ。構造上、空気を強制的に送り込み、また排出しているのだが、これをどこかで妨げてしまうようだ。
完了
軍手をしていたのに、手は真っ黒になった。その甲斐あって、綺麗になりました。時間は一時間ちょっとなのに、これを怠けていたのだからちょっと情けがない。このストーブが我が家に来たのは2011年の冬だ。少し錆も目立つようになってきて、だいぶ年季が入ったものだ。14年目のシーズンに向けて、支度が終わった。また季節は巡る。
コメント