昭和45年創業の行列店
僕とあまり歳が変わらなくて、昔からずっと行列が絶えない。客層は僕のような年配のおじさんだけでなく、若い男女も多いのだから恐れ入る。その名は「熊王」。なんて力強い名前なんだ。自信がみなぎっているかのようだ。ここは2-3年前までは夜23時まで開いていたので、飲んだ帰りに寄ることが出来たのだが、今は20時閉店になってしまって久しい。そのため、少し足が遠のいていたのだが、久しぶりに来ることが出来た。11時の開店から間もないのに、すでに満席だった。しかし、10分ほどで入店することができた。いよいよ気分が上がる。
しょうゆ、入り、大、硬め
注文はいつもこれ。しょうゆラーメン、ニンニク入り、大盛り、麺硬めだ。これ^が注文時に店員によって復唱される。味噌ラーメンもあり、食べている人もたまに見かけるが、あくまでもしょうゆが基本だ。僕は40年近く通っているが、しょうゆしか食べたことがない。たまにしか行けないので、たいてい大盛りだ。券売機で「しょうゆ大」を購入する。食券とともに、ニンニク入り、麺硬めを店員に注文する。ニンニク入れますか、と必ず聞かれるので、最初から、入れる、入れないを伝えるのが常連のたしなみだ。麺硬めはとくに聞かれる訳ではないので、忘れずに伝えることだ。ここのデフォルトは麺がやや柔らかめなので、硬めといっても、普通の硬さなのだ。
今日も美味い
シンプルな醤油ラーメンだが、味はしっかり濃いめ、こってりしている。塩分を控えようなどとはちっとも考えられていない、パンチの効いた味だ。塩分を気にしているような客は最初から来ないことだ。僕は血圧が高いので、定期的に通院しているのだが、毎週のようにラーメンを食べていることは医者には伝えていない。さすがにスープを飲み干すことは控えているが、ここのラーメンの美味さ、中毒性はこの塩分の力が大きいだろう。どうしても食べたくなるのだ。血圧が上がるが、気分も上がる。血圧は薬で抑えよう。ご馳走様でした。
コメント