ハッピー55

近所の映画館に行ってきました

ここでは、いつでも1100円で映画を楽しむことができます。正規料金は1800円なので、700円も得です。理由はぼくが55歳以上だからです。「ハッピー55」と名付けられた、いわゆるシニア割です。読み方はてっきり、ハッピー・ゴーゴーだと思っていたのですが、ウェブサイトに「ハッピー55(G.G)」という記載を見つけました。なんと、ハッピー・ジージーが正解だったとは。にわかには受け入れられなかった。55はジージーとはふつう読めないし、55というシンプルなネーミングでいいじゃないかと。でも、少し経つと、こっちでいいんじゃない、と思い始めました。自虐的でいいなと。おそらく、わたしのような年代の方が決めたのだろうと思います。歳をとって良かったと思うことはまずありませんが、ここで映画を見る時だけは気分がよいです。自虐の中には救いが必要なのです。コロナ禍で映画館にはあまり来ていなかったけれど、これからはまた来よう。ハッピー・ジジイです。