湾岸エリアは遠かった
今年で22歳になる、オーシャングリーンの我が家のカングー。型式KCK7J、初代前期型のカングーで、豊洲、有明エリアへ。
子供が小さかった頃は、豊洲のキッザニアが目的地だった。僕が住む東京西部からは、箱崎ジャンクション経由して、木場ICを降りて豊洲に向かうルートが一般的だった。都心を回避して、大きく回り込むように湾岸地域を目指すのだ。その後、子供が成長し、縁あって豊洲の学校に長く通うようになると、年に一度くらいは訪れたが、もっぱら地下鉄を使った。車だと遠回りだからだ。
久しぶりに、買い物のために有明に向かうことになったのだが、約束の時間もないので、のんびりカングーで行くことにした。ナビをセットすると、なんと、都心環状線に乗り、霞ヶ関で降りろというではないか。一瞬間違いではないかと疑ったが、いつものとおり、ナビに従うことにした。
驚愕、築地虎ノ門トンネル
生まれてこのかた都民だが、郊外で生活も仕事もしているため、都心をカングーで走ることは多くない。虎ノ門のあたりも久しぶりだ。突然目の前に現れたのが、築地虎ノ門トンネルだ。確かに聞いたことはあった。しかし、いつの間にかに完成していたとは知らなかった。あとで調べたら、すでに2022年に出来上がっていたのだ。もともとは東京オリンピック開催に合わせた計画だったが、築地市場の移転の遅れが原因だという。どれだけ都心の道路事情に疎かったのかという話だ。カングーにも申し訳ない。話を戻す。築地虎ノ門トンネルに入り、築地を抜けるのに1分くらい、それから豊洲市場まで2分くらい、さらに有明までに1分。虎ノ門からたったの5分だ。我が家のカングーが、まるでヤマトのワープ航法のように、あっという間に有明に連れて行ってくれたのだ。信じられないような時間だった。日比谷、銀座、勝鬨を抜ける晴海通りを横目に、脅威のショートカットだ。
有明ガーデン
僕にも、カングーにとっても、ここは妻の買い物に付き合うための場所だ。しかし、僕が楽しみにしてたものも二つある。一つは、”竹精”のうどんだ。讃岐うどんの老舗、香川県外で食べられるのはここだけだ。都内でも食べられる讃岐うどんチェーンは美味しいが、麺の腰だけが売りのようで、本場の味には敵わない。竹精のうどんはたしかに本場の味だった。麺の腰を強いが、決して強過ぎず、むしろ、ツルツルとした麺の喉越しのほうが印象的なのだ。そう、讃岐うどんは喉越しだ。
京商ビレッジ
もう一つは、”京商ビレッジ”だ。ミニカー、RCカーの専門メーカー、京商のオフィシャルショップがあるのだ。ここは素晴らしい。京商製以外のミニカーも並べている。初代カングーのミニカーがあれば即買いだ。そう思ってから数分で、かつて、海外出張時には模型店を出来る限りチェックしていた僕だが、今まで見たことがない、1/18サイズのダイキャストモデルの初代カングーがショーケースに鎮座しているではないか。価格は21,450円だ。ボディーカラーはイェロー。デカい、もはやミニカーとは呼べないサイズ。欲しいが、少々高い。グリーンなら迷わず買っていたが、今日は一旦我慢した。一週間くらい、考えたい。僕の他に買う人はそう多くはないはずた。
link: OttO_Kangoo
あまり先送りすると売れてしまいそうだから、年内にまた来よう。
僕のカングーミニカーコレクションについてはこちら:
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