#6 種まき、苗植え 、夏野菜

夏野菜をつくろう

農業体験ファームでも、4月に夏野菜を植えるところから始まった。皆には当たり前のことかもしれないが、夏野菜は春に植えるんだ、とその時初めて知った。同じように上手く育つか分からないが、プロの農家の全面支援の元とはいえ、経験のある野菜から始めることにする。キュウリはやめておく。一旦育つと際限なく大きくなるから、毎日収穫する必要がある。毎日は行けないから、ダイコンのように大きなキュウリをいただくことになるからだ。トウモロコシもやめておく。場所を取る割に、一本に一つしか採れないから(一つだけ残して、他は全部間引かないと甘く育たない)、うちの小さな畑には向いていない。北海道の大規模農園に任せよう。そうなると、残る夏野菜の定番は、ナス、オクラ、枝豆だ。トマトも定番だが、手入れが大変なので、一旦保留。

ナス

買って来た苗は3つ。株間は60cm必要だ。農業体験ファームでは、ナスは良く育った。枝ぶりは確かに横に広がって、紐で縛った記憶もあるから納得だ。マルチには30cm間隔で穴が空いているので、一つ飛ばして植える。

スコップで苗を植える分の土をすくう。ジョウロで水を注いでから、苗を移植して、軽く抑える。それからまたジョウロで水をたっぷりかける。150cmの支柱も買ってあるので、真っ直ぐ立てる。30cmくらい深く、しっかり土に刺す。麻紐を8の字にして、苗と支柱を結ぶ。これで株が倒れることはない。

オクラ

苗は4本ある。株間は30cm。ナスに比べると、育っても背丈は低かったし、枝ぶりも小さかった。苗の植え方はナスと同じ。土をすくって、水を注いで、移植して、軽く抑えてから、また水をやる。オクラも支柱を立てた方が良いらしいが、もう少し育ってからのようだ。

枝豆

苗は5本、ポットの中には、それぞれ2本の株があるので、正確には10本だ。つまり、2本づつ植える。株間は30cmだ。農業体験ファームでは、種から栽培した。種を3つ植えて、芽が出たら、一番小さい芽を間引いて2本にした。ホームセンターの苗は、ここまでをやってくれているということだ。ありがとうございます。苗の植え方はこれも同じ。土をすくって、水を注いで、移植して、軽く抑えてから、また水をやる。

さらに、虫対策のために、トンネル型のネットを張る。ホームセンターで半円形の支柱とネットがすでにセットになっているものを見つけたので買ってみた。

ポールとネットがすでに固定されているため、蛇腹状に畳まれたものをただ伸ばして地面に刺すだけ。両端とサイドをピンで固定しただけで完成。とても簡単だ。ただ、張ってみると大きさが小さかったかもしれない。次は、もう少し大きめのものを、支柱とネットをそれぞれ買おうと思う。

これで、夏野菜、定番3つの苗植えが出来た。今まで、茶色と黒色しかなかったが、緑が加わると、なんだか農園らしくなってきた。青々ともっと育ってくれるかどうか。幸運を祈る。

ついでに、ほうれん草

ほうれん草の種も買っていたので、これもまいてみる。枝ものは苗から植えるのが楽で、何より育ちやすいが、葉ものは種から育てる。筋状に種をまいたら、土を少しかけて、水をやるだけ。来週、芽が生えているだろうか。

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