ラミー・サファリ

万年筆を使っている

手書きすることはずいぶん減ったけれど。もともと字が下手で、自分が書いた字が読めないことがよくある。それだけでなくて、筆圧が高すぎて疲れるなと思っていたときに万年筆に気づいた。試してみるととても書きやすかった。字は上手くならないけれど。よし、万年筆を買おうと思ったときに、いわゆる高級万年筆には手が届かなかった。そのときに出会ったのが、ラミー・サファリ(LAMY SAFARI)。ドイツ製のカジュアルなペン。円安、物価高で、今は5千円近くするようになったが、数年前までは3千円しなかった。確かに、2年くらい使っていると少しへたってくるので、もったいないけれど、新しい色に変える、気持ちも上がる。もう20年以上ずっとサファリ一筋だ。仕事柄、文書に署名することも多いが、これでないともう書けない。人によっては、いい歳をして安物を使っているな、と思うのかもしれないが、実用的でカジュアルなものが好きなのだ。さらに、着るものはどちらかというと地味だが、小物は原色系のカラフルなものを持つようにしている。そういえば、時計もずっとG-SHOCKだ。ラミー・サファリといえば、標準のラインナップに加えて、限定モデルを発売するのも人気の理由と思う。ぼくも限定色を購入して、大事に取っておくのが趣味だったが、何年か前にやめた。使ってなんばというか、そう遠くない先にリタイアする、サインすることも無くなる、自分で使わないともったいないと気づいたのだ。

キャンディ・マンゴー 2020年限定色

今使ってるモデルです。全身マンゴーイエロー。これはかわいい。照れずにおじさんも使っています。

ブルーレッドクリップ 限定モデル

昨年発売されていたようなのですが、チェックしていませんでした。久しぶりに伊東屋に行って発見、このたび購入しました。レッドクリップが限定モデルの証です。クリップ色の標準はシルバー(昔は黒)なので、ここがレッドになると印象がガラッと変わります。これはかっこいい。マンゴーイエローはまだ元気ですが、誰かにあげて、夏頃にデビューさせよう。

ジャパンリミテッド 2010年限定色

日本限定色。限定色といえば、レッドクリップ。これに合うのは、なんといっても日の丸カラーですね。かっこいいです。日本人でよかった。ラミーが日本市場を目指してくれたことも嬉しいです。未使用品、コレクションの残りだ。使用するタイミングを探している。

ロイヤルブルー 2006年限定色

2006年か、2007年だったか、ドイツ出張時に発見。即購入。ロイヤルブルーと名付けられたとおり、とても上品なブルー。ターコイズブルーに近い。これにレッドクリップ。かわいいとかっこいいを兼ね備えている。歴代最高のモデル、サファリ史上、最高傑作だと思う。使ってみたいが、、未使用、眺めているだけ。これは、今やかなりの希少モデルと思います。使用済みでも数千円で売買されています。未使用品はもう売りに出ないでしょう。コレクションなんてやめたといっていますが、これだけは使うのに躊躇しています。悩ましい。もっとジジイになってから使おう。