カングーとともに#7 ふもとっぱら前編

今年もゴールデンウィークはキャンプに

初代カングー前期型の我が家のカングー、調子はとても良いです。ところどころガタはきていますが、エンジンは調子いい。トランスミッションもサスペンションも問題ない。タイヤも去年変えたばかり。荷物満載、高速道路も大丈夫でしょう。

全国にキャンプ場はいくつある?

キャンプ場インターネット予約サイトのなっぷに登録されているのは、4,855(2023年4月時点)。もちろん、これが全部ではないだろうが、その中でも、屈指の人気キャンプ場が静岡県の”ふもとっぱら”だ。口コミ評価点だけなら平凡なレベルだが、そのとおりには受け取れない。週末の予約の取りにくさから人気のほどがわかる。普通のサイズのキャンプ場ではなく、テント数で2000ほどの広大なフリーサイトにもかかわらずだ。大型連休の場合、予約解禁時間から2、3分で埋まってしまう、超人気キャンプ場だ。そう、今年はふもとっぱらに行きます。

キャンパーの聖地

との呼び名がネットに浮かぶ。なぜこれほど人気なのか。一つに、アニメ”ゆるキャン”の舞台になったことが人気が加速した理由のようだ。ドラマ化もされた。しかし、それだけではない。僕か知っている魅力は、とにかく広大、だだっ広い。そして、目の前に富士山がドッカーン。そう、これほど眺めの良いキャンプ場は他にない。水回りもとても清潔だ。
ただし、聖地といわれると初心者には少々敷居が高いものだ。ここにもそんなところがある。広大で真っ平らな草原のため、強風が吹くことがある。そのため、テント、タープの設営に慣れている必要がある。また、ここは通年営業しているため、冬キャンプが出来る。標高が900m近くもあるので、春や秋はもちろん、夏も夜は冷える。冬はどれだけ寒いのだろう。ベテランキャンパーじゃなければ出来ない。TVのドキュメント番組て観たことがあるが、ストーブを持ち込まないと無理、死んでしまう。ぼくもまだ行ったことがない。そんな冬キャンプのイメージもここが聖地といわれる理由の一つのように思う。また、草原の下は石がゴロゴロ埋まっていて、ペグが簡単に刺さらない。スチール、鍛造のペグでなければだめ。他は折れるか、グニャッと曲がって使い物にならなくなる。そう、キャンパーの聖地はまったく初心者向きではない。

予約は無事取れました。

3月に予約しました。予約受付開始と同時、途端にアクセスが集中、ときどき接続が悪くなったが、なんとか成功。予約システムが刷新されていて、とても便利になっていた。アクセスし直して空き状況を見たらもう全部埋まっていたので、運が良かったのかな。ふもっとぱらは一昨年の夏以来。当時はコロナ禍で、サイト数を半分だったかな、かなり絞っていました。そのため、サイト間の距離はゆったりしていました。今度はたぶん何の制限もかけていないと思う。そして完売。つまり、約2000のテントと車で埋め尽くされるということ。恐ろしい光景なのか、壮大な景色なのか。サニタリーのキャパは足りるのだろうか。心配はあるのですが、やっぱり聖地なので、楽しみです。

チェックインは8:30から。

完全フリーサイトなので、出来るだけ早く到着して、良い場所を確保したい。前回の場所はとても良かった。しかし、ここはチェックアウトは14:00という、とても良心的な設定なので、8:30に行ってもサイトが埋まっているのではないか、という疑問。普通のキャンプ場は、ホテルと同じように、チェックアウト時間の後にチェックイン時間が設定されているが、ここは違って、5時間半も重なっている。どういうことなのか。とにかく広いので、何時に来ても場所が空いていない、なんてことはありませんよ、ということなんだと思いますが。予約完売のGWなので大丈夫だろうか。何時に行くのが正解なんだろうか。とりあえず、8:30到着目標にしておこう。あとは天気だな。

後編につづく。

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