カングーとともに#6 実は塗装が、、編

オーシャングリーンの初代カングー

ところどころ壊れかけていますが、エンジン、ミッション、サスペンションは問題なし、足腰はまだまだ元気です。でも、隠しきれないのが加齢によるお肌の問題です。そう、塗装です。美しかったオーシャングリーンに劣化が目立ってきました。わたしもそうかも、他人事じゃない。
塗装の劣化といいますが、具体的にいうと、色落ちというか、塗装の剥がれなのか、元の色が抜けて白っぼくなっている。これが車体面、天井部分に少しづつ広がっています。人の肌でいうと、極度の肌荒れ、大きなシミか。わたしだってそろそろかな。

何故このような状態になるのか

調べてみると、いろいろ原因はあるが、どうやら紫外線がもっとも劣化に影響するようです。なんか人と同じですね。でも、塗装が劣化している車をよくは見かけはしない。これはフランス車、ルノーの元々の品質レベルの問題なのか、とくにカングーちゃんは商用車ベースの大衆車。やっぱり安価な塗装だったのか。確かに、塗装が劣化している車は古い欧州小型車のイメージ、いや、これは偏見に過ぎない。国産車は長く乗る人がめったにいないだけではないか、うーん、これも偏見かもしれない。

整備士さんに聞いてみました

やっぱり古いカングーは塗装の劣化がよく見られるそうです。ヨーロッパでは環境規制のおかげで、早くから水性塗料を導入したとのこと。この水性塗料は塗装厚が薄く、耐久性が悪いらしい。とくに、ソリッド塗装と呼ばれる単色、とくに黒、原色系は紫外線をよく吸収するので、とくに劣化が早いらしい。あ、我が家のカングーです。ちなみに、メタリック塗装と呼ばれる、アルミが混合されている塗装は厚みがあるのと、さらにキラキラとしているため紫外線を吸収しづらく、劣化しにくいということらしい。
どうやら、偏見ともいえず、我が家のカングーは持って生まれたデリケートな肌を紫外線にさらし続けたことが原因だった。駐車スペースに屋根がない、カバーもかけない。劣化が進んでいる部分はちょうど陽が当たりやすい部分だ。労わってあげていなかったな。

一度劣化したら元に戻らない

やはり塗装し直してあげるしかない。奇しくも、3代目カングーがデビューし、よくネット記事でもてはやされている今日この頃。綺麗にしてあげたいな、やっぱり。

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