自治会
町内会と呼んでいるところも多いようだが、自治会と町内会は全国で30万近くあるらしい。多いのか、少ないのか、さっぱりわからない。古い街に生まれ住んでいるので、ここには自治会がある。
自治会の存在は子どものころから知っていて、お祭りや、餅つき大会、廃品回収とか、近所の子どもたちの楽しみだったが、これらも自治会のおじさん、おばさんが仕切っていた。その後中学生になると縁遠くなる。高校、大学、社会人となるにつれ、地域とのつながりはどんどん薄くなっていくが、親の世代が引退したこの歳になると、また自治会のお世話になる。ぼくもすっかりジジイになった。
自治会の幹事は持ち回りなので、うちの番ですよ、となりました。そして、定期総会とやらに出席してきました。
自治会の主力メンバーは、
ぼくが子どものころから知っている近所のおじさん達だ。かなりのジジイだ。年季が違う。見渡すと、わたしは会場内で若い方だ。ひょっとしたら最年少かもしれない。この歳まで会社勤めをしていると、周囲はみなわたしよりもはるかに若い。それが当たり前だったが、ここでは違う。わたしの方が明らかに若手だ。そして、時代のせいか、若手に皆優しい。わたしは貴重な若手なのだ。すっかり髪が白くなっているのに。先輩ジジイ達の髪はもっと白いし、禿げているジジイも多い、そうだ、ぼくはこれからもっともっと歳を取っていく。彼らは未来のぼくだ。老いを受け入れつつ、健康に感謝しよう。
秋の祭礼
が今年3年ぶりに復活するという話があった。地元の天神様のお祭りだ。ジジイの出番だ。
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