カングーとともに#22 2025年も春キャンプ編

中央フリーウェイ

調布基地跡に造られた味の素スタジアムを追い越し、右に見える東京競馬場、左にはサントリーのビール工場、松任谷由実が唄った中央フリーウェイは今も滑走路のように山に向かう。2003年式初代カングー前期型、今年で22歳になるオーシャングリーンの我が家のカングーが僕らとキャンプ道具を山中湖まで運んでくれる。走りの調子は良好だ。いつもどおり、走行車線を時速80kmでのんびり進む。カングーもアクセルを踏み込めば120kmだって出る。とくに高速道路での直進安定性は優れている。車体の大きさに比べて、長いホイールベースと車重のおかげだ。一方で曲がることと、急停車は苦手だ。もちろん横滑り防止装置など着いていない。そう、のんびり走れば良いのだ。昨日は強い風と雨というおかしな天気だったが、今日は快晴、向こう3日間は晴れ予報だ。よろしく、カングー。

the 508

定宿、いや定サイトか、山中湖畔のキャンプ場、the508に到着。昨年10月以来、このところ年一の来訪ペースが続いている。アクセスがいい、規模、サイトの広さがちょうどいい、水回りも清潔。僕のキャンプは林間で静かに過ごすだけだから、ここは丁度いい。チェックイン時間は12時だが、気に入っているサイトを確保するために、少し早く到着して入場させてもらう。今日も11時少し過ぎに到着した。

そういうわけで、サイトもいつもの場所に。今日もシェルターとテントのカンガルースタイル。のんびりしよう。カングーはやっぱり今日もキャンプ場によく馴染む。お疲れ様でした。

フュアハンド

今年購入したフュアハンドのオイルランタン。いよいよ出番です。

以前の記事: Feurhand / フュアハンド ベイビースペシャル 276 (ジンク)

到着してすぐにオイルを入れておいたので準備万端。

優しい灯り。ガスランタンと違って音も全くしない。とても静かな夜だ。

キャンプ飯 その1

いつもと同じ晩ごはん。肉を焼く。ただし、厚さ5mmの魔法の鉄板、そう、ヨコザワテッパンの上で肉を焼くだけ。肉汁が落ちない、焦げない、厚い肉も薄い肉もじっくり、上手に焼ける。やっぱり美味しい。もう網で肉を焼くことは二度とないだろう。

スーパーオギノの牛肉に加えて、地元の肉屋、丸市高村で買ったポークチョップ。

網に替えて、干物と野菜も焼く。冷えるので、汁物も一つ。いつもと変わらないけれど、これだけで充分。ご馳走様でした。

焚き火、Tokyo Camp

焚き火台、新調しました。もう20年近く使い倒したLOGOSの焚き火台、お疲れ様でした。ヒロシさん愛用のPicogrill398と最後まで迷ったのだが、大きさ、耐荷重、価格、使い勝手の良さのバランスを考えて、Tokyo Camp の焚き火台に決めた。

組み立ては簡単。脚を立てて、ステンレスの板を左右繋げて置くだけ。

ピコグリルと共通しているが、穴の開いたステンレスの板の上、それ以外に何も無い構造だから、空気がまったく閉ざされない。小さくて、薪の長さとぴったり、しかし、よく燃える。灰や燃えカスを受け止める構造が無いので、焚き火シートが必須だが、それを含めても超コンパクト。とても優秀だ。

キャンプ飯 その2

キャンプ場の朝、空気は冷えて、澄んでいる。今日も快晴だ。

朝ごはんも特別なものは作らない。マフィンに目玉焼き、チーズ、ハム、サラダを挟む。味はマヨネーズとブラックペッパーだけ。コーヒーと一緒に。これで充分、毎朝これでOK。

撤収

今朝も早く目が覚めたので、7時過ぎにはゆっくり朝食を済ませた。10時ちょうどには片付けも完了。天気に恵まれたキャンプだった。

キャンプ帰りは、吉田うどん

吉田うどんの旅、10店目を前に、前回は基本の「みうらうどん」を復習した。人気店を渡り歩いてきたので、10店目を決めるのは容易ではない。富士吉田市発行の吉田うどんマップに掲載されているのは43店舗だから、なんてことはないはずなのだが。絶対に失敗したくない僕が選んだのは、「ひがしうら」。口コミ点数の高さが後押しした。店構えはこれぞ吉田うどんといった素朴さ。店内は座敷のみ、長テーブルが3列置かれただけ。店主が配膳まですべて一人で営業されている。

醤油系のだしに馬肉とキャベツ、吉田うどんの基本形。肉天うどん大盛りをいただいた。今度もハズレなし、美味しかった。ご馳走様でした。吉田うどんの旅はこれからも続く。

帰路

いつものキャンプ場、吉田うどん、そしてカングー。帰りもよろしくね。

ちょっと寄り道。

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