カングーとともに#2 カングージャンボリー編

カングージャンボリー2022編:

カングージャンボリー2022に、


参加してきました。
カングージャンボリーはルノージャポンが開催しているオーナーズイベント、今年でなんと14回目だそうです。

場所は山梨県山中湖、交流プラザきらら、湖畔のイベントエリア、とても広いです。

今年は、クルマでの入場は前売りチケットが必要で、自前のカングーで入場する方がほとんどですし、公共交通機関も少ないので、前売りチケットはほぼ必須という状況でした。
一台、1000円。手数料、コンビニでの発行手数料を加えると1300円でした。
販売数は2100枚、つまり、2100台のカングーが集まるということですね。正確には、カングー以外のクルマでの参加も可能とのことですが、2100台近いカングーが集まるといってよいでしょう。

会場6:00、

開会9:00、入場待ちのカングー達による渋滞は、近隣の方々にはたいへんご迷惑のことと思いますが、これも風物詩と一つのようです。

わたしとうちのオーシャングリーンのカングー(初代前期型)の到着は8時半ごろになりました。
はい、前も後ろも走っているのは皆カングーです。渋滞も、ちょっとだけ楽しい。

一番早く来れば、一番奥、もっともメイン会場に近い、芝生の駐車エリアに停めることができるようです。
6時の会場時間に合わせて来た方々、つまり、何度も参加しているであろう上級者の方々がこちらに陣取っていらっしゃいました。

私たちは、残念ながらその次のエリア、土のグラウンドの駐車エリアに停めることになりました。
あいにく、前夜の雨のせいで大きな水溜まりが出来ていましたが、そこだけ避けて、案内のお兄さんがどんどんカングー達を誘導していきます。すでに、たくさんのカングー達。壮観です。

入場時に、体温測定、その後、案内資料を渡されました。

QRコード付きアンケート案内があり、先着2300名にカングージャンボリー特製ステッカーがもらえるとのこと。ほぼ、一世帯に一枚ということでしょうか。

では、入場。

早速アンケートに答えて、ステッカーをもらいにインフォメーションブースへ。少し並びましたが、5分ほどでいただけました。

カングーは背中にたくさんのステッカーを貼った車体を多くみます。そんなカングーファンには必須のアイテムということでしょう。限定ステッカー、ちょっとだけいい気分になるものです。

いよいよ

イベント開始。今回は、新型、つまり3代目カングーの発表を兼ねているとのことで、黒いシートに包まれた車体が鎮座しています。残念ながら、今日は富士山がすっかり隠れています。

ルノージャポン社長、山中湖村長のご挨拶に続き、サプライズゲストの登場とのこと。新型カングーに乗って登場です。

ゲストは、安田大サーカスの団長でした。びっくりー、というほどなく、そう、団長さんはカングーユーザーとして有名なので、、。面白トークは一切無し、できれば、クロちゃんも来て欲しかった。

新型カングーは、ヨーロッパではすでにデビューしているので、ネットで画像を見ている方は多いです。そのため、オー、ワオといった賑やかな反響はありません。

そうだよね、これだよね、という感じです。

団長も社長も、いかに新型がカングーらしさを失っていなく、どうみてもカングーだ、と絶賛しています。そういうしかないですよね、ここは。

二代目カングーが

大きくサイズアップしたことで、デカングーの愛称が着きましたが、三代目カングーはさらに少し大きくなったようですが、言われなければわからないレベル、とのこと。とても立派になりました。高級感があります。迫力もありますね。メルセデスにOEM供給されるようですので、生まれが違います、初代の商用車ベースのクルマとは。

そうなのです。古くからのカングーファン、初代をいまも愛しているわたしだからか、やっばり、これはもうカングーではない、と思ってしまいました。デカングーが出たときも同じような思いだったので、これからだんだんと見慣れていくのでしょうか。またなにか愛称がつけられるのかもしれません。

でもな、やっぱり、新型カングーに決定的に足りないのは、かわいさ。カワイくないのよ、残念。

ステージでは、このあと、TVK「クルマでいこう」の公開収録が始まるようです。日曜日の午前にやっていますね、たまに観ます。では、放送を楽しみにして、芝生エリア、フリーマーケットエリアに行ってみます。その後は、景品があたる抽選会、そうです、入場時に大きく番号が書かれたカードをもらいました。その時間に戻って来よう。もう、先に言ってしまうと、なにも当たりませんでした。残念。でも、商品、数とも、もっと頑張ってほしいな、駐車場代とっているわりに。

ここは、

早朝に入場したカングーオーナーが、クルマの前に椅子とテーブルを置いたりして、コーヒーをいれたり、かっこいいカングーを心のなかで自慢するような場所です。たしかに、カングーはとてもカラフル、おしゃれです。カングーのある暮らしを上級者の方々は満喫されている、そんな感じです。土のグランドエリアとはまったく別の雰囲気です。まさに日本とフランスくらい違います。

芝生エリアはフリーマーケットエリアにもなっているので、なにも売らなくても、少し高いフリーマーケットエリア駐車券を購入するテクニックが使われているそうです。たしかに、本当になにか売っているエリアは芝生エリアの中でもさらに一部、という感じでした。

一般のユーザーだけでなく、カングー関連のショップの方もいらっしゃいました。お店の宣伝とのことで、タイヤのバルブキャンプを配っていました。トリコロールカラー、いいですね。なかなか目につかない所ですが、ラッキー、ありがとうございました。

そのほか、フリーマーケットへの期待は、カングーやルノー車のミニカーでした。しかし、数店扱っていましたが、数も少なく、目ぼしいものはありませんでした。残念。

うちのカングーは、

もう19歳。いつまでも一緒にいたいですが、故障やもらい事故など、このさき何があるかわかりません。元気なうちに一度行ってみたいな、というのが、今回初めて、第14回のカングージャンボリーに参加した大きな理由です。頑張って山中湖まで走ろう、同じように頑張っている古いカングー、同じ初代前期型、型式KCK7Jにどれくらい会えるかな、という大きな期待がありました。

ところが、19年の歳月は長かった。

駐車エリアはひととおり見てまわりましたが、同型のカングーはわずか2台、わたしと合わせてたった3台でした。2100台のうち、たった3台。すっかり希少車の仲間入りをしたようです。

その他に、フロントマスク同型てリアが観音開きドアの並行輸入車を3台発見しました。もちろん左ハンドル。これはもう強者です。

時代は流れます、クルマも移ろいでいきます。まさに無常です。わたしのカングーも歳を取り、老いている、わたしと一緒に。

それでも、

カングージャンボリー、来てよかったと思いました。

それでは、これから吉田うどんを食べに行って、ゆっくり帰ろう。


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