カングーとともに#4 ミニカー編

ミニカー編:

初代カングー、型式KCK7Jにいつまで乗り続けられるか、先のことはわからない。そのため、カングーのミニカーも同じくらい大事にしている。ただ眺めている。
カングーといっても初代前期型と呼ばれるモデル、ヨーロッパ仕様の商用車であるExpress、またはその派生モデルが購入対象だ。見つけたら必ず購入している。しかし、本体は1997年から2003年までだけ生産された車両、当然ミニカーも新たに作られていたりはしない。そのため、コレクションはこのところまったく増えていない。たまに思い出すとネットサーチしているけれど。できればフランスを旅して、のんびり模型店や蚤の市を物色したいものだ。

日本でミニカーといえばトミカだが、残念ながら初代前期型カングーは作っていない。やはりカングーはフランス車、ミニカーもフランスのミニカーメーカーなら作っている。また、なせがフランスにはミニカーメーカーが多い。

ここでは、我が家のカングー、ミニカー達を紹介したい。


まずはMajolette、

1967年創業のメーカー。1978年からカバヤ食品と提携しているので、いわゆる食玩食品としてお馴染みだ。いまもスーパーマーケットのお菓子売り場はよくチェックしている。孫へのお土産を物色しているジイさんにでも見えているのだろうか。カングーも、本家Majoletteから販売されたものと、カバヤ食品から食玩として販売されたものがある。中身は同じだ。もちろん、カバヤ食品版にはガムが入っている、一枚だけ。


Kangoo Express シルバー

リアドア無し、リアガラス無し。もっともシンプルなバンタイプだ。カッコいい。



Kangoo Express オレンジ

リアドア無し、リアガラス無し。カヤックを2艘牽引しているモデル。いまでいうところのラッピング仕様か。ポップな柄だ。実車を見てみたい、実在していたのだろうか。

同一モデルの未開封品
ドイツ出張のときに見つけて購入。


Kangoo Express レッド Pinder Circus モデル

リアドア無し、リアガラス無し、サーカスワゴンを牽引しているモデル。カラフルでかっこいい。これも実車があったら見てみたい。リアのスライドドアは開閉できるのはこのモデルだけと思い。楽しい。よく出来ている。


Kangoo Express ミシュラン

リアドア無し、リアガラス無し。未開封。日本向けカヤバ食玩版。定番のモデルだ。開けてしまうか、迷っている。もう一つ購入したい。


Kangoo Express 日本郵便

リアドア無し、リアガラス無し。未開封。日本向けカバヤ食玩版。日本専用モデルか。カバヤ提携の賜物だろう。もちろん実車は存在しない。これも開けてみたいけれど。


次は、Solido。

1930年代に創業した、フランスでもっとも歴史のあるミニカーメーカーだ。


Kangoo Pampa グリーン

1/43モデル。Pampa はオフロード用に車高40mm上げた派生モデルらしい。日本販売無し。色もグリーンで、我が家のカングーにかなり近い。Solidoのダイカストモデルはどっしり、重厚感がある。


最後はNOREV、

1945年創業。フランス、ヨーロッパでもっともポピュラーなミニカーメーカーだろう。


Kangoo グリーン

1/87モデル。リアドア有り、リアガラス無し。かなり小さくてかわいい。色もグリーン、リアドアはハッチバックなので、我が家のカングーにかなり近い。ドイツ出張時に模型店で発見した。


Kangoo グリーン

1/43モデル。オーシャングリーンで、我が家のカングーにそっくり。というのも、カングーの日本正規輸入開始に合わせてルノーディーラーで販売していたもの。完全に我が家のカングー、コピーだ。これは我が家になくてはならない一台。

番外、ルノー、ミニカーセット

カングーは残念ながら初代後期型、型式KCK4Mのものだが、ルノー車勢揃いの6台セットは貴重だ。ルノー車のほか、ガソリンスタンドのタワーがついているが、スケールが一致していない。謎のセットだ。メーカーはNOREV、やはりフランス車純正はNOREVなのか。


カングーとともにいつまでも。

実車もミニカーも手放したくないが、両者のコストは大違いだ。ミニカーなら、できたらもう少し欲しい。見たことのない一台、二台がまだあるはずに違いないのだが。
初代前期型カングーのミニカーを譲っていただける方がいたら、是非ご連絡いただきたい。

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