SEIKO スカイライナー 1967

 

祖父の腕時計

子どもの時に、祖父がもっていた腕時計を譲ってもらっていた。あれからもう50年近く経ったが、すっと引き出しの奥にしまったままだったのを、思い出して引っ張り出してみた。今はとても便利で、いろいろ検索してみたら、セイコーのスカイライナーというモデルだとわかりました。高価な時計ではなく、量産モデルといったところですが、キズもほとんどなく、とても綺麗です。裏面に刻まれた一貫No.をなんとか拡大してみると、7から始まっていることがわかる。この意味も調べてみると、西暦で製造年の一桁目だという。つまり、1967年、ぼくと同じ歳だった。祖父はこのとき78歳。なぜ腕時計を新調したのかはわからない。

復活

この時計は手巻きの機械時計です。リューズを回せば動き出すはずだが、なにせ古い時計なので、恐る恐る巻いてみると、なんとすぐに秒針が動き始めました。時刻を合わせてみて、しばらく置いておいたが、ちゃんと動いていました。スマホと同じ時刻を示している。機械時計を放って置くと、中の機械油が劣化して、機械部分が固着してしまい、オーバーホールしないと復活しないという情報も見つけていたので、とても驚きです。50年近く放ってあったのだから。

大事にこれからも使ってみようと思います。ステンレスのバンドを革のバンドに交換してみると、予想どおり、ぼく好みになりました。古い物は良いですね。簡単に手に入らないし、デザインもいい。祖父に感謝します。さらにもっと長く使うためにオーバーホールに出したいと思います。

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